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DeNAのサテライトオフィスに潜入! 社員から愛されるオフィスには何がある?

2018.10.26

こんにちは! フルスイング編集部です。

DeNA本社がある渋谷ヒカリエから徒歩10分ほどで行ける、DeNAのサテライトオフィス。エブリスタ、マンガボックス、My Anime Listといった3サービスを運営する、IPプラットフォーム事業部のオフィスが昨年11月に渋谷ヒカリエから移転し、そのタイミングで内装をリノベーションしました。

「集中したいとき」「気軽に話し合いたいとき」「みんなで交流を深めたいとき」など、働くメンバーの要望に答えたオフィス活用が実践されているという噂を聞き……。

実際にオフィスがどのように活用されているのか? IPプラットフォーム事業部が以前入居していた渋谷ヒカリエのオフィスと比較して、どんな変化がチームに起きているのか? サテライトオフィスに潜入し、社員に話を聞いてみました!

社員のコミュニケーション量が増え、仕事もスムーズに!


▲オフィススペースでオフィスを眺めながらインタビューに答える、IPプラットフォーム事業部事業推進部 部長 佐久間亮(さくま りょう)

まずはじめに、今回のオフィス移設によってメンバーの働き方がどのように変化したのか? マネージャーである佐久間に話を聞きました。

佐久間

まず、社内メンバーのコミュニケーションが確実に増えたと感じています。IPプラットフォーム事業部は少数精鋭でサービスをつくっているチームが多いのですが、3~4名で気軽に話し合えるスペースをつくったことで「ミーティング待ち」が以前より随分減りました。

当初から「居心地のいい空間を」という思いでつくられたオフィスですが、実際に社員のオフィス活用が増え、仕事だけでなく部活動や飲み会も活発になり、チーム力がより強化されていると思っています。


▲オフィスのデスクからすぐ近くに3〜4名で会議できるスタンディングスペースが。

佐久間

今後は、事業部単体の社員だけの閉じられた環境とするのではなく、協業パートナー様や他事業部の社員にも開かれたオフィスにするために、外部の人でも気軽に参加できるようなイベントや勉強会を実施していく予定です。社内外問わず、より人のつながりを広げていけるようなオフィス活用をしていきたいですね。

1人で集中できるスペースが各所に点在!

では実際に、社内スペースはどのように活用されているのでしょうか。

最初に話を聞いたのは、国内最大級の小説投稿サイトであるエブリスタで編集担当をしている松田。

エブリスタの作品の確認をしたいとき、来期のコンテンツ戦略を思案するときなど、1人で集中して何かに向き合いたいときは、いつもこの「1 on 1スペース」を利用するとのこと。コンセントもついているので、PCの電池残量も気にせずに仕事ができます。

特にお気に入りのポイントは、一面が窓で開放感がある点。作業の傍ら、休憩したいときや考え事をしたいときは綺麗な景色を眺めることで、気分転換できるのだとか。


▲「窓があることで、圧迫感を感じないので集中しやすいんです」と語る松田。

もちろん、「1 on 1スペース」という名前の通り、2人で打ち合わせするときに利用することもあります。直接向き合わないL字型の椅子になっているので、対面する形よりも、緊張せずにお互いリラックスして話し合うことができるのだそう。


▲窓の外を眺めながら和やかな雰囲気で1 on 1が進んでいく。

このスペース以外にも、1人で利用できる自習スペースもつくられています。


▲仕切りがあることでデスクよりも、集中しやすい空間に。予約せず自由に使用できる。

ソファスペースで、リビングのようにくつろぎながら仕事をする社員もいました。社員それぞれが、思い思いの場所で仕事に集中できる環境が整っています。

すぐに埋まっちゃう! 大人気のファミレススペースって?

午後になると席が埋まってしまうことも多い、大人気の通称『ファミレススペース』。このスペースは会議室の予約をせずとも、3~4人単位のミーティングがいつでも気軽にできる場所です。ミーティングの内容は企画のアイデア出しや直近の相談事など、カジュアルに話せる内容がほとんどとのこと。


▲ファミレススペースは全部で3スペース

このファミレススペース、ただのミーティングスペースとは異なる効果も発揮するのだとか。普通の会議室と異なり、通路に面しているのでたまたま横切ったメンバーに声をかけたり、ちょうど話したかった相談事をしたりと、偶発的なコミュニケーションが活発に行われるメリットもあるのです。

一般的なファミリーレストランを使用するときのように、同僚とホッと一息ついておしゃべりしたいときに利用されたり、仕事で必要な英語を習得するため、みんなで勉強する時に使われたりすることもあるそう!

ちなみにこのファミレススペースの裏側には、ホワイトボードを使用しながらミーティングすることが可能なスタンディングスペースがあります。このスペースもアイデアのブレストを行うときなど、気軽に話し合える場として活用されているようです。


▲ファミレススペースの裏側。壁が全面ホワイトボードになっている。

約4,000冊の漫画・小説が読み放題! ゲームや社内イベントもできるオープンスペース

オープンスペースでは約4,000冊にものぼる漫画や小説が好きなだけ読めちゃうんです! 様々なコンテンツに触れることは新しい企画づくりにも活きてくるそう。奥には小上がりスペースがあって床で座ったり横になれたり、ソファ席があったりと、くつろげる空間として大人気です。お昼休みにのぞいてみると、みんなでお弁当を囲みながら楽しくおしゃべりしている様子が。


▲小上がりスペースを使ってミーティングすることも。この写真はミーティング前にリラックスしている様子。

ランチ中に通りがかりの同僚から声をかけられ、そこから会話が弾んだりすることもあるそうです。

月1で行われるHappy Hour(※1)やDeNA社内の部活動の1つであるゲーム部の大会もこのスペースで行われていて、社員のコミュニケーションやオフタイムの時間を育む場所となっています。

※1....社員でお酒やピザを囲むパーティーのこと。


▲月に1回の飲み会Happy Hourの様子。

▲ゲーム大会の様子

またIPプラットフォーム事業部内での部活動もオフィス内で行われることが多く、オープンスペースで活動している手芸部や、広い会議室を活用した女子運動部なども定期的に活動しています。


▲女子運動部のレッスンの様子。ストレッチから筋トレまで! ハードなレッスン内容です。

ますます人の交流がうまれるオフィスへ

今回、サテライトオフィスで働く社員に話を聞いていると、「以前よりもメンバー同士の距離が近くなって、グッと仲良くなれた。アットホームで大好きなオフィス」「とても働きやすくて居心地がよい」といった声が上がり、オフィス移転から1年に満たないにもかかわらず、社員から本当に愛されているオフィスになっているんだなと実感しました。

今後は、社外の方や他事業部の社員にも開かれた場所にするため、気軽に参加できるようなイベントや勉強会を実施していく予定とのこと。より人の交流がうまれる魅力的な場として進化していくことが楽しみです!

以上、サテライトオフィスの密着レポートでした!

執筆・編集:下島夏蓮 撮影:小堀将生

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