DeNAの「人」と「働き方」の"今"を届ける。

CULTURE

18.10.19

主語は「わたし」で話そう!ママではない自分を見つめ直す、DeNA×コノビーの育休復帰ワークショップ

こんにちは!フルスイング編集部です。

多くの企業で産休や育休、時短勤務制度が導入されるようになった今、出産や育児を経た女性社員が職場に復帰するハードルは、以前と比べればかなり低くなったように感じられます。

ただ、半年〜1年といったブランクを経て仕事へ復帰するとなると、やはり不安も大きいですよね。実際に復帰したとしても、それまでの子ども中心の生活とのギャップに戸惑ってしまうケースも少なくないようです。

そうした中、DeNAでは2018年9月14日(金) に株式会社LITALICOと共同で、現在育児休業している社員のためのワークショップを開催。DeNAから6名の女性社員が参加しました。今回は当日の模様をお届けします。

企業で初実施! 自分と向き合う「コノビーサロン」

DeNAでは2012年にDeNA Women's Council(DWC)を設立し、出産・育児と仕事の両立を目指す女性社員をサポートしてきました。

2013年より、女性社員の復職をサポートするため、育休から復帰して働いている女性社員をアドバイザーとして招いたワークショップやパネルディスカッションを毎年開催しています。その成果もあってか、2015年4月以降の産休・育休経験者の復帰率はほぼ100%です。

こうした流れをさらに加速させ、ママ社員の一人一人がいきいきと働ける会社にしていきたいということは、DWCに携わるメンバーに共通する想いです。

そこで今回、子育て情報メディア「Conobie(コノビー)」(※1)を運営している株式会社LITALICOさんにご協力をいただき、単体の企業向けとしては初となる育児休職者向けのワークショップ「コノビーサロン」を開催することになりました。

これまで復職者向けのワークショップをメインで実施していましたが、育児休職者向けのワークショップはDWCとしても初めての試みです。

※1....Conobie(コノビー)でのコノビーサロン当日レポートはこちら!「DeNA社×コノビー、初の産休・育休者向けコノビーサロン開催!

「わたし」を見つめ直すための3つのルール

今回開催したワークショップ「コノビーサロン」には3つのルールがあります。


▲コノビーサロンの3つのルール

このルールで1番大切なことは、1つめの『主語は「わたし」で話す』ということ。

出産して育児が始まると、おのずと家にいる時間が長くなり、家族以外とコミュニケーションをとる機会は減ってしまいます。子どもと向き合っている時間が1日の生活の大半を占めるようになるので、数少ない会話も「うちの子どもが……」あるいは「うちの夫は……」といったものになりがちです。

そうしたなかで、知らず知らずのうちに母親や妻としての理想像にしばられ、1人の女性としてのアイデンティティを見失ってしまう人が少なくないようです。いわゆる「孤育て(※2)」の状態に落ちいり、社会との接点の減少によって、母親の10人に1人が産後うつ、もしくはその1歩手前の状態にあると言われているそう。

「わたし」はどんな人間で、「わたし」は何を大切にしているのかー。実際に声に出して、同じ子育てに取り組むママたちと一緒に語り合うことは、目標ややりがいを持って仕事に復帰するために、とても大きなアシストになるのではないかと感じました。

※2....夫や親族の協力も得られず、近所との付き合いもなく孤立した中で母親が子供を育てている状態をいう。

1.チェックイン「身体と心をリラックスさせよう」

ここからはワークショップ当日の模様についてご紹介します。

当日は参加者のために社内託児が用意され、ママ社員にとって安心できる環境の中で開始されました。

進行役を務めるのは「Conobie」編集部の三輪ひかりさん。現在は「Conobie」の記事の執筆やインタビューを担当しているほか、副業で保育士の仕事もしていらっしゃるそうです。

まずは3分間のヨガからスタート。呼吸にあわせて首や肩をストレッチし、身体と気持ちをリラックスさせたうえで、自己紹介を兼ねたチェックインへ。

6名の参加者がそれぞれ順番に自分の呼び名・愛称を紹介し、最近あったいいことやおもしろいことをテーマに話し始めます。「朝バタバタしていて、幼稚園に持っていくはずのシーツとバスタオルを間違えて持ってきてしまった。」、「久しぶりに通勤電車に乗ってちょっと疲れたけど、外に出て家族以外の人と会って話せることが嬉しい!」と、各自が思いつくままにエピソードを話し、冒頭から和やかな雰囲気になりました。

 

2.ワークショップ「わたしのプロフィール」

続けてメインのワークショップへ。テーマは「わたしのプロフィール」です。まずはそれぞれの趣味や仕事、さらにそれぞれに配られたプロフィールシートに沿って「わたしが大切にしていること」や「わたしのマイルール」といった項目を記入します。


▲様々な質問が書かれたプロフィールシート

記入し終わったら2人1組のペアを組み、対話形式のワークショップがスタート。ここではお題が2つあり、まずプロフィールシートに書いた内容から「わたしが話したいこと」を選び、話し手・聴き手に分かれて進めていきます。


▲対話形式のワークショップで出されたお題。

それぞれ交代で話し終わったら、次に相手のプロフィールシートの中から「話してほしいこと」を選び、同じように話し手・聴き手に分かれます。自分と相手の共通点や違いを感じながら、お互いの理解を深めていきました。

話す時間は1人2分半だったのですが、なかには進行枠の三輪さんが合図のベルを鳴らしても話が止まないペアも! 同じママ社員としての将来の目標や趣味の話など、話題がつきない様子でした。

 

3.チェックアウト「わたしを表すキーワードって?」

最後はチェックアウト。プロフィールシートに書いたことや話してみて感じたことをもとに、「わたしを表すキーワード」を作成し、今回のワークショップの感想とあわせて順番に発表していきました。なかでも印象的だった参加メンバーの声をご紹介します。

 

Aさん

わたしのキーワードは「好きなことをして充実感を得たい人」。しゃべることももちろん好きなんですが、会社では企画職でPCと向き合っている時間が長いんですね。どちらかというと、自分はこもって何かをするのが好きなタイプなんだと、今回他の人と話してみて改めて気づきました。

あと、普段感じていることを文字にする機会というのはなかなかないので、今回はそれが楽しかった。性格とか働き方のベースはみんなそれぞれ違うけれど、子育てをする同じママとして新しい仲間に出会えたのもよかったです。

Bさん

キーワードは「自分も他の人も幸せでいたい欲張りな人」。妻だったり、親だったり、親の娘だったり、自分の人格はいろいろあるけど、自分のやりたいことの近くには必ず色々な人がいる。その人たちと一緒に幸せになれるように頑張りたいな、と。今日は子ども連れてきたんですけど、話している間は子どものことは一切考えることがなく、それがとても新鮮でした。もっと多くの人にこうしたワークショップをやり続けたらいいと思います。

「わたし」を見つめ直し、新しい仲間に出会えた場

企業向けとしては初めての開催となった今回の「コノビーサロン」。2時間という限られた時間ではありましたが、ワークショップ後のアンケートでは、参加メンバーの全員が「満足した」と答えていました。

満足した理由には、「ママという役割から離れて、久々に自分と向き合えた時間だった」だけでなく「同じママとして悩みを共有し、新しいつながりができたことがよかった」というコメントもありました。産休の合間に、仕事への復帰に向けて自分を見つめ直すいい機会になったのではないでしょうか。

DeNAでは、今後も育休復帰時の両立支援を充実させつつ、育児休業中の社員へのサポートも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 

DeNAでは一緒に働く仲間を募集しています

※本記事掲載の情報は、2018年10月19日時点のものです。

執筆:斉藤 良  編集:下島 夏蓮 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag

タグをすべて表示する