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AIオールイン宣言から1年。DeNAが示した進化の証明<Proof>|AI Day 2026 全セッション紹介

2026.04.02

2026年3月6日、渋谷ヒカリエホールにて開催された「DeNA × AI Day 2026| Proof.」。会場には1,000名を超える皆様にご来場いただき、熱気あふれる1日となりました。

昨年のAI Dayでは、「DeNAはAIにオールインする」と会長の南場が宣言しました。そこから1年……

この1年で、AIは"試すもの"から"使うもの"へと明らかにフェーズが変わりました。DeNAでは、検証段階を飛び越え、すでに各事業の現場で具体的な成果を獲得し始めています。今回の「AI Day 2026」は、その現在地を「Proof.」という形で示す場としました。各セッションの動画・資料を通じて、DeNAがどのようにAIを実装し、事業につなげているのかをご覧いただければと思います。(DeNA × AI Day チーフオーガナイザー / IT本部 本部長 金子 俊一)

DeNAはAIによる単なる業務効率化にとどまらず、全社的なAIネイティブ化によって生み出されたリソースを、既存事業の強化だけでなく、新規事業の連続的な創出とグロースへと振り向けています。1日あたり100万行のプログラムを書く生成AIや、自律型AIとの協働で最大20倍の生産性を叩き出すエンジニアたちの存在は、その劇的な変化の証です。

「永久ベンチャー」として自社のみならず周囲を巻き込み、非連続な成長のエンジンであるAIを活用して新たなエコシステムを作っていく姿は、AI時代の「事業創造プラットフォーム」です。

本レポートでは、もがきながらも確実な前進を続けるDeNAの「証明の軌跡」を余すことなくお届けします。

①オープニング(金子 俊一/IT本部 本部長)

⚫︎登壇者:金子 俊一(IT本部 本部長)

「AIオールイン」宣言から1年。証明の軌跡とこれからのAI戦略、描く未来についての全体像を語ります。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/51QV98-2026-03-11-140050

②AI×開発 没入型体験施設「ワンダリア横浜」のアプリ開発

⚫︎登壇者:菊地 勇輔(ソリューション本部 アライアンス事業部 クリエイティブ技術グループ)

AI活用を前提としたアーキテクチャ構成をはじめ、Devinのスマートフォンアプリ開発への応用や、On Device AIの実装など、開発の効率化からユーザー体験の向上に至るまでの技術的なアプローチとその成果についてご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/53J6DM-2026-03-11-134542

③AI×品質管理 新しいQAモデルによる生産性倍増への挑戦

⚫︎登壇者:藤﨑 隆(IT本部 品質管理部)

DeNA品質管理部門では、要件定義支援、テスト設計、テスト実施にAIを導入し、機能的品質・社会的品質の両立を追求しています。品質を落とさずコスト最適化を実現する、新しいQAモデルと組織のあり方をご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/KY8NJ7-2026-03-12-160652

④AI×ゲーム LLMを"あたりまえ"に! 開発環境のエコシステム

⚫︎登壇者:大竹 悠人(ゲームサービス事業本部 開発運営統括部)

「AIが開発環境に溶け込む世界」を目指すために選択・構築したエコシステムの全貌を解説します。ログ解析から仕様確認、コード修正、そしてUnityでのコンパイルと実機テストまで——。AIが開発者の「手」となり「脳」となって自律的に動くワークフローを実現するための実装論をご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/ZQ23QM-2026-03-11-134736

⑤AI×業務改革 AI Workspaceプロジェクトの Agent活用最前線

⚫︎登壇者:小山 達也(IT本部 IT戦略部 副部長)

社内情報の検索効率化(RAG)から、AIエージェントによるワークフロー自動化まで、AIを実務に適用する取り組みを広げています。プロジェクトの進め方や検証プロセス、そして導入によって実際にどのような業務改善効果が得られたのか、その実績と手応えをご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/ZMQWRG-2026-03-11-135341

⑥AI×野球 横浜DeNAベイスターズのチーム強化最前線

⚫︎登壇者:大西 克典(IT本部 AI・データ戦略統括部 AI技術開発部)

横浜DeNAベイスターズがチーム強化にAIをどう活用しているか、特に昨年プロトタイプとして導入した「投手AI」を本格運用へと発展させ、投手育成とパフォーマンス向上をどう加速させたのかを、現場での実例とともにご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/KL3XRD-2026-03-11-100936

⑦AI×需要予測 横浜DeNAベイスターズが目指す世界一の購買体験

⚫︎登壇者:西脇 功裕(横浜DeNAベイスターズ 興行事業本部 本部長)、加藤 弘則(IT本部 AI・データ戦略統括部)

商品や飲食物を「欲しい時に」「最適な価格で」ユーザに届けるために、廃棄ロスや受発注量の最適な予測、最適な値付けのあり方などの我々が直面している課題に対するAIを活用したアプローチについてご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/57NYDJ-2026-03-11-134929

⑧AI×HR AIと挑む目標と評価での人材開発サイクル

⚫︎登壇者:澤村 正樹、森岡 志門(ヒューマンリソース本部 ピープルデベロップメント部)

DeNAの人事領域におけるデータとAI活用の考え方に加え、目標設定の解像度向上や評価レビューの支援といった具体的な活用事例。また、AIと協働する人材開発の現在地、そして将来像についてご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/Z8NY7E-2026-03-16-151625

⑨AI×HR AIオールインを支える人材採用と育成

⚫︎登壇者:石井 敬時(ヒューマンリソース本部 採用戦略部 部長)

AI活用が急速に進むなか、採用や育成のあり方はどう変わるべきか。本セッションでは、選考の自動化に留まらない「AIによる見極め」の精度向上や、入社前から始まる当社の環境整備の取り組みについてご紹介します。

📝登壇スライド⇒https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/KJWGYQ-2026-03-11-135214

⑩AI×Engineering Devinと実現した変革とソリューション展開

⚫︎登壇者:佐々木 亮、小池 啓輔、河崎 航 

全社導入したDevinは単なるツールではなく「チームの一員」として機能し、人間がより本質的な業務に集中できる体制を構築しています。Devinが切り拓く開発とビジネスの未来、その具体的な実践知をご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/5Y8N67-2026-03-11-135513

⑪AI×組織 シードVCから見た AI時代に少数でも勝てるチームの条件

⚫︎登壇者:立花 優斗(株式会社デライト・ベンチャーズ)

シード・アーリー中心に投資するVC「デライト・ベンチャーズ」では、投資先にハンズオン支援で深く入り込んでいます。少数でも高速な開発サイクルを回し、競争力のあるプロダクトを提供できる組織の条件とは何か、実例を交えてご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/5VJ7EE-2026-03-11-135919

⑫AI社長×リーダーズAI トップが語る組織知のAI化の実践と未来

⚫︎登壇者:住吉 政一郎(AIイノベーション事業本部)、西山 朝子(株式会社THA)、犬塚 佳樹(DeNA AI LinkリーダーズAI部) 

中小企業50社以上に『AI社長』を導入しているTHAと、大手企業向け『リーダーズAI』を提供するDeNA AI Link。作業効率化のためだけのAIではなく、各分野のエキスパートが持つ暗黙知を組織全体の共有資産に変える新しいアプローチについて、協業を発表した両社トップの対談セッションです。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/56NMD8-2026-03-11-135709

⑬AI×開発 DeNAが挑む AIネイティブプロダクト開発

⚫︎登壇者:張本 龍司(AIイノベーション事業本部 プロダクト開発統括部)

AIがコアとなる体験をいかに設計し、形にするのか。内製開発責任者の視点から、DeNAが挑む「AI時代のものづくり」の真髄を、どこよりも踏み込んでご紹介します。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/KN7M2Q-2026-03-11-135611

⑭クロージング(南場 智子/代表取締役会長)

⚫︎登壇者:南場 智子(代表取締役会長)

「半分の人員で現業を成長させ、残りの半分は新規事業にシフトする」と語った「AIオールイン」宣言から1年。AIによって業務が効率化されても、真面目な社員は空いた時間にさらなる仕事を詰め込んでしまう……。直面したこの課題に対し、南場は「人を先に動かす」ことの重要性を語りました。

📝登壇スライド⇒ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/KGNE4P-2026-03-11-140140

📝全文書き起こし⇒ DeNA南場智子「先に動かし、事業を広げる」 スピーチ全文書き起こし

全セッション動画

ご紹介したメインステージでのセッションの他にも、関連会社や各事業部からのLT(ライトニングトーク)会が行われました。「PocochaにおけるUX向上のためのAI活用」や「『EDGE POKER』における最強AIへの取り組み」など、ここだけのニッチで熱いAI活用事例が次々と飛び出しました。

📺「DeNA AI Day 2026」全セッション動画 ⇒ https://www.youtube.com/playlist?list=PLA4bt89i8SEG8n4GrGiuONIxYOWWAdKst

会場の様子

さらに会場には、DeNAグループのAI活用を紹介するブースや触って試せる体験ブースも多数出展。ビジネス課題の解決に繋がるソリューションを直接担当者と話せる場として、終日多くの方で賑わいました。

全セッション終了後のAfterparty(懇親会)では、登壇者と参加者が入り乱れ、今後のAIビジネスに関する熱いディスカッションが各所で繰り広げられていました。

DeNAの「AIオールイン」は、まだ始まったばかりです。今回の「DeNA × AI Day 2026」で共有した成果は、数え切れないほどの試行錯誤と挑戦の連続から生まれた一つの通過点に過ぎません。

これからもDeNAは、AIの力で人と事業の可能性を最大限に引き出し、想像を超える未来を形にしていきます。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

編集:村田 喜直 撮影:小堀 将生、内田 麻美、杉本 晴

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