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「スポーツから、未来をつくる。」プロテニスプレーヤー石井さやかとDeNAがつなぐ、次世代への希望

2025.09.25

「スポーツから、未来をつくる。」

DeNA SPORTS GROUP(以下、DSG)はこの想いのもと、「人をつなぎ、街を支える社会インフラ」としてのスポーツ事業を推進。横浜DeNAベイスターズ(以下、ベイスターズ)や川崎ブレイブサンダース(以下、ブレイブサンダース)、SC相模原といったプロスポーツチームの運営に加え、世界へ挑むアスリートの支援にも取り組んでいます。

2023年にプロ転向を果たし、グランドスラムへの挑戦を続ける20歳のプロテニスプレーヤー・石井さやか選手もその1人です。

なぜDeNAは、彼女の挑戦を支えるのか。DeNAでスポーツ事業を率いる對馬 誠英が石井選手に感じた「異彩」を紐解きながら、それぞれの場所で「挑戦」を続ける2人に、スポーツが持つ価値と意義、そして未来について語ってもらいました。

「サーブは強烈、でも戦術はクレバー」DeNAが石井選手に見た“異彩”

──DeNAは2023年に石井選手とスポンサー契約を結びましたが、對馬さんは石井選手がジュニアの頃から注目されていたそうですね。

對馬 誠英(以下、對馬):はい。プロになる前の有明での大会でプレーを観たのですが、コートに立った彼女が放つ独特のオーラがあったんです。まさに「異彩」という言葉がぴったりでした。

バックエンド側から観ていたのですが、まるでコートに突き刺さるかのようなパワフルなサーブを、たとえネットにかかっても全くひるむことなく、次もその次も力強く打ち込んでいく姿が印象的でした。

しかも、ただパワフルなだけではない。自分のストロングポイントをきちんと理解し、それを最大限に活かして世界を目指そうとしている、クレバーな選手だと感銘を受けました。

▲對馬 誠英(つしま まさひで)スポーツ・スマートシティ事業本部 本部長
経営コンサルティング会社を経て2005年にDeNAに入社。 営業部署を経て2012年にHRへ転身。HR本部長を経験したのち社長室長、COO室長等を担う。 2020年からスポーツ事業に関わり、同年10月より現職。

──ただパワフルなだけではなかったと。

對馬:ええ、私が抱いていたジュニア選手のプレーに対するイメージを、はるかに覆されました。日本に収まりきらない、「これから世界のトップレベルにチャレンジしていく選手なんだな」と強く印象づけられました。

──まさにその「挑む姿勢」が、支援する大きな要因になったのですね。

對馬:はい。私たちDeNAは、スポーツ事業のみならず、「世界に挑戦していく」ことをアイデンティティとして掲げています。

石井選手に限らず、私たちが支援する選手には、そうした挑戦する姿勢に共通する部分があります。

「強い選手との試合が最高に面白い」12歳の少女を世界へ駆り立てた挑戦の原点

──石井選手ご自身の「挑戦」の原点を教えてください。

石井 さやか選手(以下、石井):5歳でテニスを始め、小学3年生の時にチームの遠征で全豪オープンとウィンブルドン選手権を視察する機会がありました。特定の選手のプレーそのものよりも、会場全体が放つ「テニスの聖地」という圧倒的な雰囲気に心を奪われました。「私もここでプレーしたい!」その強い想いが、プロを目指す最初のきっかけになりました。

▲石井 さやか(いしい さやか)さん プロテニスプレーヤー。ユニバレオ所属
5歳からテニスを始める。9歳の時に全豪オープン、全英オープンを観戦したのをきっかけに世界で活躍するプロテニスプレーヤーを目指すようになる。小学3年生から海外遠征を始め、ジュニアで数々の好成績を収め頭角を現すと、2022年11月、有明コロシアムで行われた女子テニスの国別対抗戦「2022 ビリー・ジーン・キング・カップ」では、自身初の日本代表に選出される。2023年全豪オープンジュニアでは女子単複ベスト4入りを果たし、シングルスの世界ジュニアランキングを自己最高の8位に押し上げた。2023年3月にプロ転向し、2024年には全日本選手権シングルス優勝を果たす。今後世界で活躍が期待されるプレーヤー。

對馬:海外遠征も、その年、2014年に小学3年生で行き始めたんですよね。

石井:はい。キッズカップというジュニアの大会で優勝し、特典としてフロリダ遠征に参加したんです。そこで初めてアメリカの選手と対戦したのですが、同じジュニアとは思えないほどの体格、パワー、そしてプレーのレベルに圧倒されました。「めちゃくちゃ強いな、でも、だからこそおもしろいな」と、胸が高鳴るようなワクワクを感じたことを今でも鮮明に覚えています。

對馬:石井選手のお父様(※)に伺ったのですが、この時、海外で戦ってもまったく物怖じせず、「楽しかった。また行きたい!」と話していたことが、とても印象に残っているそうです。「そういう性格なら、どんどん外で戦ってこい!」と思われたとか(笑)。

※……横浜DeNAベイスターズの野手コーチ、石井琢朗氏

──物怖じしない性格が、世界への挑戦を後押ししたのですね。そして、その後の人生を左右するほどの決断を、小学6年生の時にされたと伺いました。

石井:はい。小学6年生の時に、父から「プロになるというのは、生半可な気持ちで目指せる世界ではない。本気で目指すなら、退路を断つ覚悟を持って進路を選びなさい」と言われ、テニスで勝負する道を選びました。一方で、母は「何を言っているの」という感じだったかもしれません(笑)。もともと大学までの一貫校に通っていたので、もしかしたらそのまま内部進学して欲しい気持ちもあったのかもしれませんが、最終的には中学も高校も私の選択を尊重してくれました。

──小学6年生と言えば、まだまだ親が進路を、という印象もありますが、石井家では「本人に選ばせる」方針だったのですね。

石井:そうですね。父はプロの世界で生きてきたので、その厳しさを知っているからこその言葉だったと思います。私自身、テニスで上を目指したいという気持ちが固まっていたので、あの時の決断に、迷いはありませんでしたね。

──その後、文字通り世界に飛び立たれます。

石井:はい。中学校を卒業し高校へ進むタイミングで、IMGアカデミーに行く機会をいただき、単身渡米してテニスに打ち込みました。当時はコロナ禍で試合も海外遠征もなく、ひたすら練習する日々でした。先が見えない状況に、正直、テニスへのモチベーションを保つのが難しいと感じることもありました。そのため、IMGアカデミーから連絡をいただいた時は、正直嬉しくてたまらなくて、すぐに入学する意向の返事をしました。

──「IMGアカデミー」と言えば、錦織圭選手なども輩出した名門として知られています。実際に入学していかがでしたか?

©︎IMG

石井:IMGアカデミーは、まさにテニスに打ち込むためだけに時間を使える、私にとって理想的な環境でした。トレーニングセンターと宿舎が一体となっているため移動の無駄がなく、充実したコートやジムも完備されています。さらに、フィジカルやメンタルの専門トレーナー、栄養士といった専門家が常に常駐し、あらゆる面からきめ細やかにサポートしてくれたおかげで、本当にテニスだけに集中することができました。

──海外の選手と日常的に練習し、試合していると、やはりプレースタイルに影響を受けることはあるのでしょうか?海外選手は「勝ちへの執着心」や「巧みな戦術」が強いイメージがあるのですが。

石井:国内外問わず、誰かと比較して自分のプレースタイルを意識的に変えたことはありません。ただ、海外の選手たちが持つ勝利への執着心は非常に強く、その貪欲な姿勢に、知らず知らずのうちに感化された面はあると思います。おかげで、固定観念にとらわれず、多くのことを吸収できたと感じます。

對馬:幼い頃から海外でプレーし、IMGアカデミーのような環境で日々を過ごしていると、日本と海外の境目が自然となくなっていくのかもしれません。そうした、世界に身を置くことが「当たり前」になる環境は、アスリートにとって何よりも大きな成長の糧になると思います。

──その挑戦の環境が、大きな成長につながったのですね。

石井:はい。特に2022年は、私にとって大きなターニングポイントになりました。グランドスラムに次ぐ格付けのジュニア大会「グレード1」で優勝できたこと、そしてその後に、ビリー・ジーン・キング・カップの日本代表に初めて選出していただいた経験が、大きな自信になりました。

「ウィンブルドンの壁」が教えてくれたこと。プレッシャーを溶かす最強の武器は「楽しむ心」

──ところで、先日出場された米ニューポートでの国際大会「名誉の殿堂オープン」では、見事ベスト8入りを果たされましたね。

石井:はい。準々決勝で敗れてしまったのは残念でしたが、WTA125大会で初のベスト8、これまでより良い成績で終えられたのは良かったなと感じています。

對馬:その前にはウィンブルドン選手権の予選にも出場されていましたよね。惜しくも予選敗退となりましたが、4大国際大会であるグランドスラムに、いよいよ本格的に挑み始めたのは素晴らしいです。

石井:ありがとうございます。ただ、あれほど楽しみにしていたのに、試合自体は全く楽しめませんでした。気持ちが入りすぎて空回りしてしまった、という感覚が強いです。

──やはりウィンブルドンは、他の大会とは違うものですか?

石井:ウィンブルドンは、私が9歳の時に本戦を初めて生で観戦して、「プロ選手になりたい」と強く心に決めた思い入れの深い大会です。

練習も当日のウォームアップも調子が良く、自信を持って臨んだのですが、いざコートに入った瞬間に頭が真っ白になってしまって。これまでのテニス人生で一番緊張した試合でした。ウォームアップの調子が良かっただけに、自分のプレーが全くできなかったのが悔しいです。

改めて、私は「楽しめないと力を発揮できないタイプなんだな」と気づかされました。

──楽しむことが一番の力の源になると?

石井:はい。今回ウィンブルドンで極度の緊張を経験したからこそ、メンタル面をしっかり反省することができましたし、次の大会に臨むことができました。

もちろん、気持ちが落ち込んでテニスを心から楽しいと思えない時期もあります。でも、ローラン・ギャロス(全仏オープン)のような大きな舞台に立つと、やはり「楽しい」という気持ちが湧いてくる。楽しくなければ努力もできないし、続けられない。その原点を改めて思い出させてもらいました。

──テニスの試合に対して、コーチからかけられる言葉は「楽しめ」ですか?

石井:そうですね。もっと楽しめ!「Enjoy it more!」「Go have fun!」などとよく言われます。

あとは、「Scary, Sayaka!」と言われたりもします。「もっと気持ちを奮い立たせて、相手を怖がらせるくらいの気持ちで向かえ!」と。コーチ陣は常にポジティブに、前向きな言葉をかけてくれます。そうした環境のおかげで、自分らしさをしっかりプレーに出せるようになったと感じています。

對馬:「楽しむ」ことが、石井選手の力の源になっている。それは本当に素晴らしい気付きだと思います。実はその「楽しい」という感覚こそ、私たちがスポーツ事業を通じて最も大切にしているものなんです。

──と言いますと?

對馬:DSGが運営するスクールには今、5000人以上の子どもたちがいるのですが、彼らを見ていて強く感じるのは、スポーツにおける「成長のサイクル」です。反復練習によって、昨日までできなかったことができるようになる。その「成長実感」が「楽しい」という気持ちにつながり、子どもたちはどんどん夢中になっていくんです。

▲DSGでは、神奈川県を中心に、野球やサッカー、バスケットボールなどのスクールを約60拠点運営している。

──確かに「楽しい」と感じられると、どんどん没入していきますよね。

對馬:はい。身近な話をしますと、先日、横浜スタジアムのイベントで私の娘がスピードガンコンテストに参加したんです。最初は45km/hくらいだったのが、アシスタントのお兄さんに投げ方を教わったら、たった3球で彼女のこれまでで一番早い球を投げられるようになりました。娘はもちろんめちゃくちゃ喜んでいて、その姿を見ながら、スポーツが持つ「できたら、楽しい」という力は、これほどシンプルで強力なのだと実感したんです。

石井選手が小学生の時にグランドスラムを見て心を奪われたように、あるいは私が娘の姿に目を見張ったように、その「楽しい」と感じる最初のきっかけに触れられるかどうか。私たちのようにスポーツ産業に関わる者にとって、その機会をどれだけ多く提供できるかが、とても重要な使命だと考えています。

スポーツは社会を支えるインフラ。DeNAがスポーツ事業に懸ける想い

──スポーツ事業の経営やアスリートの支援の先に、どのような未来を描いているのでしょうか?

對馬:私たちDSGは、「スポーツから、未来をつくる。」という想いを掲げています。なぜなら、スポーツがより良い未来をつくる最高のコンテンツだと信じているからです。

DeNAが野球に参入した当初は、企業の広告宣伝という側面が大きかったかもしれません。しかし、運営に深く関わるほど、スポーツが持つポテンシャルの大きさに気づかされました。

──スポーツを通して与えられることは多いと?

對馬:私自身もずっと野球をやってきたのですが、まさに人間形成の中心にスポーツがあったと感じています。学生時代にスポーツに打ち込んできたからこそ、地道な努力の大切さや仲間を尊重する心、社会との共生など、多くのことを学ぶことができました。これらは社会のどんな分野でも活きる、人の成長の礎になります。

──確かに、部活動や草フットサルレベルでも、そうした学びはあると思います。

對馬:あくまで一例ではありますが、「フォーチュン500」というアメリカのフォーチュン誌が集計した総収入ランキング上位500社のCEOの多くが、競技スポーツの経験者というデータもあるんです。

いずれにせよ、スポーツを通して、他の活動に活かせる何かを学び、磨ける可能性は非常に高いと思います。石井選手もテニスを通して、得られたものは多いと感じませんか?

石井:そうですね。私も、テニスを通して生まれるさまざまな人々とのコミュニケーションを通じて、いろいろな気付きを得ていると実感します。

コーチ、選手、審判、その他、たくさんの世代や国籍など、多様なバックグラウンドを持つ方々と話す機会が本当に多いんです。英語も含めて、コミュニケーション力が自然と身についていったのも、彼らのおかげだと感じています。

──スポーツの試合や大会を観戦し、応援することで日々の生活に張り合いが生まれる。そんなスポーツを通じた人々との結びつきや、地域での一体感についてはいかがでしょう?

對馬:アスリートを応援することで、日常の生活に活力が生まれたり、スタジアムで新たな友人ができたりする。それは人生を彩る素晴らしい体験です。

たとえば、ベイスターズが存在することで芽生える地域への帰属意識、いわゆる「シビックプライド」のようなものは、計り知れないほど大きな価値があります。欧州ではスポーツチームやコミュニティがある街は、ない街と比べて健康寿命が5歳違う、なんてデータもありますからね。

ベイスターズ、ブレイブサンダース、そしてSC相模原。これらのプロスポーツチームの運営は、地域の方々のご協力なしには成り立ちません。直接的なスタジアムの運営はもちろん、試合時にファンの方々が街を訪れた際に温かく歓迎していただくのも、ホームタウンの皆さんの支えがあってこそ成り立っています。そうしたスポーツを支える行為を通して、世代を超えたコミュニティが生まれ、かけがえのない「つながり」が育まれているのもまた事実です。

▲SC相模原のホームゲームで会場設営に携わるボランティアスタッフの皆さん

──仕事や家族とはまた別に、スポーツを通して大事な居場所や生きがいを得られる方も多いですよね。そうした方々の姿は石井選手にどのように映っていますか?

石井:とても心強く感じています。特に海外の大会では、トーナメントスタッフの方や売店の方などが気軽に選手に声をかけてくれて、仲良くなることもたびたびあります。そうした温かいつながりが生まれると嬉しいですし、本当に素敵だなと感じています。

思い返すと、9歳の頃にウィンブルドンで感じた「ここでプレーしたい」という特別な雰囲気も、選手や試合だけでなく、観客の方々や裏で大会を支える全ての人たちが一体となってつくり出していたものなのだと今になって思います。

對馬:まさに、それこそが「スポーツが未来をつくる。」ということなのです。

石井さやかとDeNAがつなぐ、次世代へのバトン

──大谷翔平選手や遠藤航選手のように、今、多くの日本人選手が海外で活躍しています。この流れは日本のスポーツ界に取って大きな希望ですね。

對馬:本当に素晴らしい流れです。ただ一方で、少子高齢化によって日本のスポーツ人口が減少し、またいろんな制約を受けて子どもたちがスポーツに触れる機会が失われつつあるという現実も看過できません。

たとえば、少年野球の選手数は一時の半分以下になっていますし、一部部活動の地域移行(※)が進んでいますが、廃部せざるを得ない学校も非常に多いと聞きます。トップアスリートを目指す一部の子どもたちだけでなく、多くの子どもたちがスポーツを通じて人間的に成長する機会が失われつつあるのは、社会全体にとって非常に大きな損失だと危惧しています。

※……学校単位で行われていた部活動を、地域クラブ活動として地域での実施へ移行する取り組み

──その課題に対し、DeNAとしてどのような役割を果たしていきたいとお考えですか?

對馬:産業全体でスポーツの後進の育成や競技環境の向上に投資できる余力を持つ必要があると考えています。そのためにも、我々のような存在が試行錯誤を重ね、事業規模を拡大させていくことが重要です。

かつてのような企業の広告宣伝目的のスポーツ支援ではなく、スポーツを一つの独立した産業として確立させ、そこで得た利益を未来を担う子どもたちやスポーツを取り巻く環境に再投資していきます。

すべてのパートナー・アスリートとともに、このサイクルを力強く回すことでスポーツ産業を欧米のように発展させたいですね。

──その挑戦の中で、石井選手のようなアスリートの存在が光になりますね。

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對馬:まさに。石井選手には、これからも「世界に挑戦するその背中」を見せ続けてほしいと願っています。その姿は、後に続く若い選手だけでなく、スポーツをしない人の心さえも動かす、ものすごい力になるはずですから。

石井:私自身、奈良くるみ選手や土居美咲選手の背中を追いかけて、「いつかあんな選手になりたい!」と挑戦してきました。今、自分がその立場になり、ジュニアの子たちから「さやかちゃんのようになりたい!」と言ってもらったり、お手紙をもらったりすると本当に嬉しくて。自分の存在が、誰かの背中を少しでも押せているのなら、これ以上の喜びはありません。

──最後に、未来に向けた新たな目標を聞かせてください。

石井:はい。まずは、世界ランキングでトップ100に入ることが直近の目標です。現在は214位(取材当時)なので簡単な道ではありません。でも、ウィンブルドンでの経験があったからこそ、今は「挑戦する楽しさ」を力に変えられると信じています。その気持ちを忘れずに、日々、全力を尽くしていきたいです。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

執筆:箱田 高樹 編集:川越 ゆき 撮影:内田 麻美

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