ハイブリッドワーク、副業、スーパーフレックスタイム制度など、多様な働き方が可能なDeNAにおいて、メンバーは実際にどのようなスケジュールで1日を過ごしているのか。
今回注目したのは、ソリューション本部データ統括部AI技術開発部。
DeNAのKaggle制度は、業務時間内でのKaggle参加を認めている点が1つの特徴です。そこで、業務のかたわら、Kaggleなど自身の技術力研鑽も目的とした活動にも精力的に取り組む3名をピックアップしました。マネジメントとの両立、Kaggle開催時期のタイムマネジメント、自身の興味に応じた多様な働き方のリアルをお届けします。
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入社10年目、マネージャーとしてグループのマネジメントもこなす
日中はマネージャーとしてチームメンバーとのミーティング中心になるため、午前中早めに「Kaggleの仕込み」をして、夕方以降の時間に結果をチェックすることで効率的な働き方がかなっている印象です。
─本人のコメント─
対面が必須のミーティングや飲み会など、オフラインイベントが無い限りはリモートワークにして、通勤のストレスや時間の無駄を極力減らしています。始業や終業の時間も調整できるので、自由度高く働くことができます。
ハイスペックなPC支給やKaggleに利用可能なクラウドサーバの支援など、データサイエンティストとしての技術研鑽を会社が支援してくれるので非常に有り難いです。また、いろいろな領域の専門家が在籍しているので、勉強会も学びが多く楽しいです。
入社2年目、ライブストリーミングのレコメンド機能開発を担当
Kaggleなど自己の技術力研鑽に向き合う時間も業務時間と認識されるため、その時の優先度に合わせて業務とKaggleのバランスを柔軟に変えることができるのが非常にありがたいとのこと。業務での経験がKaggleで役に立ったり、その逆もあったり、全てが自身のスキルアップに繋がっているようです。また、食事時間をコミュニケーションを取る時間として有効活用しているのも注目したいポイント。新しい情報の収集とともにリフレッシュにもなりますね。
─本人のコメント─
その時抱えている案件によってKaggleに時間をさきにくい場合もありますが、コンペティションの終了間際には普段の業務量を減らし、Kaggleに向き合う時間を多くするなどの調整ができます。また、通勤時間ももったいないくらい忙しい時期はフルリモートで働くことができる点も助かっています。そのような働き方が許される制度が整えられているだけではなく、実際にその制度を行使しやすいような雰囲気を作っている環境がありがたいです。
得意領域はレコメンドタスクです。リモートワークが主になることで、テキストでのコミュニケーションが多くなります。なので、分かりやすく簡潔になるように、結論から話すように心がけています。仕様・ドキュメント・実験結果をまとめる際にも、第三者が見てわかりやすくなるようにしています。
また、Kaggleによって業務に影響が出てしまうのは本意ではありません。とりわけ他の人の業務に遅延が発生しないように、優先するべきタスクがあればそちらを先にやることを意識しています。
入社2年目、テクノロジーを活用した横浜DeNAベイスターズ選手の強化施策や、新感覚Vtuberアプリの技術開発を担う
大学3年生の時にKaggleに初めて参加し、DeNA入社前の大学院在学中にグランドマスターに。現在は、KaggleなどのAI技術に限らず、自身のエンジニアリング力向上にも向き合い中。そこで培った技術力を駆使し、更なる事業価値向上に繋げていきたい、とのことです。Kaggleへの向き合い方はそれぞれのフェーズによって変わるため、本人のwillに合わせた多様性の容認も働きやすさに繋がっているといいます。
─本人のコメント─
自分は基本的にフルリモートで働いています。出勤やミーティングルーム間の移動に時間がかからないことはリモートワークの大きなメリットだと感じていて、実際そのおかげで家族との時間を多く取ることができています。リモートワークで起こりがちなコミュニケーション不足については、グループ内で定期的にミーティングを設けることや、社内チャットの活用でカバーされているように思います。
また、リモートワークで運動不足になりがちなので、週2回の筋トレを始めました!リモートワークであれば比較的時間がフレキシブルに使えるので、忙しい時期でも継続することができています。
業務で学んだことがKaggleなどの自己研鑽の場でも生き、またそこで培った技術力で事業成長に寄与する、という好循環を生む働き方ができることがわかりました。
今回は、ソリューション本部データ統括部AI技術開発部で働くKagglerのある1日の働き方をご紹介しました。
彼らのより詳しい働き方、業務やKaggleへの向き合い方を紹介したこちらの記事もぜひご覧ください。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
編集:菊池 有希子