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実際どうなの?デザイン本部のクリエイターに1日の働き方を聞いてみた

2024.02.19

ハイブリッドワーク、副業、スーパーフレックスタイム制度など、多様な働き方が可能なDeNAにおいて、メンバーは実際にどのようなスケジュールで1日を過ごしているのか。

今回注目したのは、デザイン本部。

デザイン本部は、DeNAの事業戦略を「デザイン」という切り口で推進する横断組織。サービスの体験設計やUIデザインを担当する「サービスデザイン部」、プロモーションやマーケティング施策を推進する「マーケティングデザイン部」、新規事業のUXやMVPデザインを担う「エクスペリエンス戦略室」、コーポレートやサービスのブランディングに特化した「ブランドデザイン室」の4部門で構成され、DeNAのモノづくりを進化させています。

当本部で活動するクリエイター3名のある日の働き方を紹介します。

※……デザイン本部の組織についてはこちら

入社1年目、複数事業のビジュアル制作を推進

1人目は、入社1年目のデザイナー。DeNAが展開する事業のプロモーションやマーケティング施策を担う部門で、事業横断的にビジュアルデザインを行っています。

この日はリモートで業務を開始。事業部のプロモーションチームとのミーティングやチームメンバーとの1on1をはさみながら個人タスクや入稿作業を進めました。社内の各部門とのミーティングの他、チームの定例に参加したり、プロジェクトの振り返りについて確認する時間をとる一方で、個人の作業時間もきちんと確保し業務を進めているようです。

─本人のコメント─
新卒入社以来、リモートワークメインのハイブリッドスタイルで仕事をしていますが、撮影や印刷物の確認、食事会などで月に4回くらいは出社しています。出社する日は、できるだけ同期や出社メンバーとのコミュニケーションに時間を割いて、お互いの近況だったり、仕事の相談をするなど、対話する時間を大切にしています。

個人的にはその時のコンディションに合わせて作業時間を配分できるのが嬉しいです。特に新しいデザインを考える時に、昼寝をとったり、アイデアが出やすい夜に集中して作業するなど、自分の習慣によって仕事をする時間を調整できるので、集中して作業に取り組むことができ、効率よくパフォーマンスが出せると感じています。

また仕事が終わった後に、料理にゆっくり時間を使ったり、自主作業で業務内容と違うデザインをつくってみたり。新卒として仕事ばかりではなく、趣味やスキルアップに時間をかけられるのが自分にとってのメリットです。自分で時間をコントロールできている感覚は一番気持ちいいです!

▲業務終了後にゆっくりお菓子をつくったり、時間をコントロールしながら趣味やスキルアップの時間を大切にしている

入社5年目、UXリサーチャーとして『Pococha』のライバーをサポート

2人目は入社5年目のUXリサーチャー。『Pococha』のライバーさん向けツールをつくるチームで、UXリサーチ、PdM、PMまわりを担当しています。

東京から長野に移住し、普段はリモートワークでの勤務ですが、この日は渋谷オフィスに出社。新幹線での移動時間を作業に当て、オフィスに到着後、10:00からプロダクトの追加機能についての企画・リサーチ設計の個人作業を進めました。午後は、出社しているエンジニアと進行中の開発について相談したり、CSメンバーに企画中の機能について相談したり、また夕方は開発チームのふりかえり会を実施するなど、メンバーとの対面でのミーティングを中心に1日を過ごしました。退勤後の新幹線移動中も作業時間としてキープするなど時間を有効活用しているようです。

─本人のコメント─
仕事とプライベート、作業とミーティングの時間の切り替えを柔軟に、自分の裁量でコントロールできるので働きやすいです。現在のチームでは、ミーティングが毎週火曜と木曜にまとめられているため週のプランニングで作業時間をしっかり確保できますし、スーパーフレックス制度の導入でミーティング以外は自由に働く時間を決められるので、通院や家族との時間も調整しやすいのが嬉しいです。

またリモートワークだけだと少し無機質に感じてしまいますが、月に2回ほど出社しメンバーと対面で話す機会があることで気分転換もできますし、対面だからこその話ができると出社のありがたみを感じます。

動物が好きなこともあり、普段は猫と文鳥のいる部屋でリモートワークをしています。コロナ禍をきっかけに競馬を始めたのですが、レースを見ているうちに馬が好きになり、乗馬も楽しんでいます。人間味を感じられる環境で仕事をすることを大切にしているので、今のワークスタイルはそれが叶っていると思います。

▲ミーティング中に聞こえてくる口笛みたいな鳴き声は文鳥のさえずり。動物と一緒の快適な空間でリモートワークをしている

入社6年目、『IRIAM』のサービスデザイン・組織開発をリード

最後は入社6年目のデザイナー、サービスの体験設計やUIデザインを担当するサービスデザイン部に所属し、新感覚Vtuberアプリ『IRIAM』のサービスデザインを担当。マネージャーとして組織開発にも携わっています。また、出産を機に福岡へ拠点を移し、遠方居住勤務へシフト。育児と仕事を両立しながら新たなチャレンジを続けています。

この日は9:00に業務開始。Slackの連絡などを確認した後は、小刻みなスケジュールで開発チームとの朝会や定例、イベント施策のミーティングなど、多忙なスケジュールをこなしながら、その間でデザイン作業やメンバーとの1on1などを行いました。保育園のお迎え時間の前までにミーティングはすべて実施し、いったん業務終了。家族のことを済ませた後、個人の作業時間を確保しているのがわかります。リモートワークとスーパーフレックス制度を活かして、自分のペースで働ける環境づくりをしているようです。

─本人のコメント─
2歳の娘がいるのですが、リモートワークかつスーパーフレックス制度で働けるため、朝の時間などは余裕をもって準備ができますし、保育園のお迎えや子どもが体調を崩したりする時も、チームに影響が出ない前提で柔軟にスケジュールを調整できるので助かっています。

またチーム全体がリモートワークメインではあるのですが、対面でコミュニケーションを取る機会も大事にしていて、少なくとも月一の頻度で渋谷オフィスに出社するようにしています。メンバーとも調整して、当日は基本的にミーティングだけの1日になるのですが、対面で話すことで普段より濃い議論ができたり、何気ない立ち話がネクストアクションに繋がったりすることもあります。不意にオフィスで久しぶりに対面で会うメンバーと話せることも楽しみの一つです。

福岡に引っ越してから家から見える山の景色がとても気に入ってます。いつも休憩がてらベランダでぼんやりお茶を飲みながら息抜きをしています。子どもを産む前は、育児と仕事を両立できるかとても不安でしたが、今の環境があるおかげで仕事でもいろいろなチャレンジができ、とても楽しいです。

▲休憩時間はベランダでお茶を飲みながら遠くに見える山の景色を楽しんでいる

リモートワークをメインとしながらも定期的に出社し、チームメンバーとの交流を深めながらチーム力を強化していく。各々が持つデザインの力を活かす働き方が浸透しているようです。

今回は、デザイン本部で働くクリエイターのある1日の働き方をご紹介しました。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

編集:川越 ゆき

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