ハイブリッドワーク、副業、2023年4月に導入された「スーパーフレックスタイム」制度など、多様な働き方が可能なDeNAにおいて、メンバーは実際にどのようなスケジュールで1日を過ごしているのか。
今回注目したのは、ソリューション事業本部。
ソリューション事業本部は、社内外問わず、ソリューション提案を行いながら共創力・競争力をチームとして高め、それらを実践し、柱の事業を支えたり新規事業の創出を実現する組織です。
当事業本部で活動するエンジニア2名、アナリスト1名の、ある日の働き方を聞きました。
新卒2年目の若手エンジニア
1人目は、新卒2年目の若手エンジニア。Ruby on Railsでゲームサーバーの開発と運用を担当しています。
この日は11:00に出社、日中は個人タスクを中心に業務を進めました。夕方以降はチームミーティングに参加したり、技術的な課題について先輩エンジニアに相談する時間を挟みながらタスクを進めていきました。わからないことについてはテキスト＋口頭で相談することでスムーズに解決し業務を進められているようです。
─本人のコメント─
午前中は自宅でリモートワークを行い午後から出社したり、関西の実家で仕事をしたりと、時間的にも空間的にも自由に働くことができて働きやすいと思っています。
リモートのみで働いている時には文面のコミュニケーションに偏りがちで感情や意図がわからず不安になることもありましたが、実際に顔を合わせて話す機会を作ることで同僚のパーソナリティを理解することができ、安心して仕事を進めることができるようになりました。
ハイブリッドワーク移行後、週2回、ジムに行くようになりました。仕事はデスクワークが多いので、ジムでは体を動かして楽しく運動しています。最近はジムで知り合った人と休日に遊びに行くなど、交友関係を広めることもできています。
入社4年目のサーバーサイドエンジニア
2人目は入社4年目のサーバーサイドエンジニア。リモートワークで仕事の時間をうまく配分しながら、仕事と家事・育児を両立させています。この日は家事を済ませた後、11:00にメールチェックや業務連絡などから業務をスタート。ランチを挟んで進行中の案件の開発データチェックなどを進めました。
17:00に一旦仕事を切り上げ、お子さんの塾の送迎や買い出しなどを行った後、19:00に業務を再開。開発案件の対応を23:00に終えた後は趣味のプログラミングやゲームをして1日を終えました。
リモートワークがメインになったことで通勤時間がなくなり、その分家族との時間がつくりやすくなったという声も社内で多く聞かれます。
─本人のコメント─
ハイブリッドワーク移行前は、朝起きてから家族の夕食の支度などを一気に済ませて出勤していましたが、リモートワークメインになって、時間も気持ちも少し余裕ができました。働く場所、働く時間の多様化がもっと浸透するように「直接話したほうが早い」にならないような説明、コミュニケーションを大事にしたいと思っています。
新卒3年目のデータアナリスト
最後は新卒3年目のデータアナリスト。ハイブリッドワークが浸透しリモートワークを中心とする社員も多い中、オフィスで仕事をする方が捗るタイプ、とほぼ毎日出社して業務にあたっています。
この日は9:30に家を出てオフィスに出社、デスクでの分析業務を中心に、チーム全体での定例や分析チームでの定例に参加。その後はラウンジで仲間と雑談したり、議論したり。1人で集中して作業する時間と同期やチームメンバーと意見を交わしながら仕事をする時間を織り交ぜ、自分にとって最良の働き方を構築しているようです。
─本人のコメント─
基本的には出社していますが、会社が契約するシェアオフィスが使えたり、在宅で仕事ができたり、自分で働きたい環境を選べるのはありがたいです。また、月単位で業務時間を集計しているので、優先したい私用や急用が入っても対応しやすいのが嬉しいですね。在宅の休憩時間には散歩やジムに行くことが増えました。
また、オフィスのワークスペースもゆとりを持って使えたり、フリーアドレス制の導入などもあって不自由なく過ごせていると感じています。個人的にはコーヒーが飲み放題なのがとても気に入っています。
働く場所、働く時間は個々の「働きやすさ」を大切にしながらも、チームとの連携は密に。それぞれが安心して働けるコミュニケーションの取り方を選択しながら業務を推進しているのがわかりました。
今回は、ソリューション事業本部で働くエンジニア、データアナリストのある1日の働き方をご紹介しました。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
編集：川越 ゆき
